レッスン
文学は本当に奥深くて、たくさんの気づきを与えてくれます。
真摯に向き合い、理解を深め、大切に味わってみませんか?
黙読を前提に創作された小説や詩は、文字で読者に届くものです。
音声で届けるものではありませんし、届けられるものでもありません。
文学作品の朗読を、「〈語り手〉を追体験する行為」と再定義したとき…
朗読は、小説や詩を読み深めるための有効な手段となりました。
進化した朗読は、小説や詩のベストパートナーです!
〈作品世界〉を豊かに体験する朗読は、心に響き、心を揺さぶります。
あなたの脳と身体をグレードアップする朗読を、ぜひご一緒しましょう。
信頼される声と発音、表情豊かに話す技術、そして、他者を理解する力。
これらを身につけるレッスンは、あなたの一生の財産になることでしょう!
カルチャースクールでの朗読教室
◆ 2024年10月期(募集状況は各HPよりご確認ください)
NHKカルチャー青山教室:心に響く朗読
NHKカルチャー名古屋教室:朗読教室 水曜・金曜
名鉄カルチャー名駅教室:心に響く朗読教室A ・B
豊田中日カルチャー:朗読のすすめ
NHKカルチャー岐阜教室:
◆文学作品の朗読について、ラジオでお話ししました! 【2023年6月10日配信】
文学作品の朗読について、ラジオでお話しする機会をいただきました(^^♪
番組名は、名古屋MID FM「DEEP 9 FRIDAYー新世界をひらくラジオ」です。
SPOTIFYでアーカイブ【6月分】をぜひお聴きください。
深谷百合子さまのブログから一部抜粋 ↓↓↓ 「小説は、解釈するものではなく体験するもの」と考えることができると、多くの学びを得られます(^^♪
「相手の立場に立って考える」というとき、本当にできているでしょうか?
朗読家として活躍されている女性と話をさせて頂いたことがきっかけで、「相手の立場に立って相手を理解する」ということについて、「私は全然できていなかった」と気づかされました。 私は朗読を「自己表現の手段」とか「話すスキルの習得」という考えで向き合っていました。ところがお話を聞いて、私はいかに自分のことばかりに意識を向けていたのかに気づかされました。朗読って、セリフもあったりするので、登場人物の気持ちを想像したり、その場面の情景を想像したりして「こんな声色にしようかな」などというように「演じて」いました。相手の立場に立ってみて、相手の気持ちや考えを「自分なりに解釈」していたんです。ところが、この朗読家の女性は、「朗読とは語り手の体験を追体験すること」とおっしゃるのです。「自分の靴を脱いで、相手(語り手)の靴を履かなければ追体験はできない」と……。 つまり、「自分なりに解釈」っていうのは、「自分の靴を履いたまま考えている」ということだったのですね。すると、相手のことを考えているようでいて、いつもの自分の思考のクセで考えていたり、自分の見たいものしか見えていなかったり……というようなことになるのです。本当に相手を理解しようとするなら、相手と同じ側に立ってみること。そして、いったん「自分」は横に置いて相手の靴を履くこと。相手の靴を履いて、相手が見ているものを見たときに自分が何を感じるか。それが大事なんだと思います。 「解釈」なんてしようとしなくていいのではないかな。そんなことを考えさせられた出来事でした。

写真左
パーソナリティ:深谷百合子さま