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ご質問ありがとうございます♡

更新日:2 時間前


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先日のレッスンで、Uさまが次のような質問をしてくださいました。


「朗読するとき、目は閉じていてもいいんでしょうか?」


「もちろんいいですよ〜」とお答えしたのですが…


朗読で生まれた音声を手がかりに、Uさまの体験に触れようとしても、なかなか難しいのです。


どのような体験をしていらっしゃるのかを知りたくて、身体のありようや、目の使い方を一緒に確認してみました。すると、Uさまから次のような言葉が生まれました。


「あ、わたし体験してなかった…」


そして、「すごくいろんな発見がありました!」とも伝えてくださいました(^^)


言葉を離れて体験を試みる段階では、どうやら目を閉じずに、意識的に使ってみるのが良さそうですね。想像力で創り出した対象を、ふわっと見たり、凝視したり、広い空間を見渡したり…。


「想像力で創り出す」と聞くと、むずかしく感じて緊張しちゃうかもしれませんが、構えることなく、「ちょっとやってみよっかな〜」という感じでいいんです!


語り手の見ている景色や、そこに漂う空気感などを、ぼんやりと思い浮かべることから始めましょう。


はっきりと見えなくても、「見ようとしている自分」は、すでに語り手に近づいています。


少しずつ、目の前に、虚構世界が生まれるようになってきますよ。どうぞ安心してくださいね。


さて。朗読する際に、目は閉じていてもかまいません。でも…それは、語り手の「目の使い方」が、すっかり自分のものになってから…のほうがいいのかもしれませんね(^^♪

 
 
 

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Salon de Marikoのロゴは、ハートの形をモチーフにしています。文学作品を味わう過程と時間を、朗読で、人と共にすることで、心(脳)が豊かに育つことを表しています。また「サロン」は、人の温かみのある上質な学びの時空間を表しています。

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