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谷川俊太郎さんの詩を朗読します🎶

更新日:1月9日


谷川俊太郎さんは、平易な言葉で、ものごとの本質を示してくれたのだと思っています。


俊太郎さんの詩とじっくり向き合っていると…

見えていなかったもの、ぼんやり見ていたものが、鮮やかに立ち現れてくるのを感じます。感動し、感謝の思いで胸がいっぱいになります。


詩と向き合うとき、わたしは、「身体の動き」や「五感の働き」「思考の有りよう」など言葉とともにある体験を探します。〈語り手〉はこんな体験をしているのだろうなと目処がついたら、自分の身体を使って、その体験をしてみます。その結果、〈語り手〉と同じ言葉が、わたしから生まれてくることは、めったにありません。


体験が少しずれているんですよね。


体験のズレに気づくことで、〈語り手〉の体験をより明確に理解できるようになります。体験のズレは、少しずつだけれど小さくなっていって、それにつれて、わたしから生まれる言葉が、〈語り手〉から生まれている言葉に、近づいていきます。


わたしから、〈語り手〉と同じ言葉が生まれるようになると、(あ、〈語り手〉と同じ体験をしているのかも♪)とうれしくなります(^^)


文章を読み上げているばかりでは、他人事である〈語り手〉の体験は、なかなか自分ごとにはなりません…。では、どうすればいいのでしょうか。わたしは、あせらずに時間をかけて、 自分から〈語り手〉と同じ言葉が生まれてくるまで、〈語り手〉の体験と自分の体験を、コツコツと少しずつ、すり合わせていきます。その過程で、〈語り手〉の体験が、徐々に自分ごとになってきます。


〈語り手〉の体験を、自分ごととして体験できて、ようやく、〈語り手〉の意図や心情が見えてきます。自分の奥深いところから驚きや感動が生まれてきます。とてもとても楽しいです♪


朗読することで、朗読者の読み(=体験)は朗かになります。朗読を通して、わたしの体験に触れていただきたいと願っています。

皆さまの体験とわたしの体験とが響き合う一期一会の忘年会ライブ☆

皆さまとごいっしょできるのを心から楽しみにしています〜(^^♪



*ライブのご予約受付は終了いたしましたm(_ _)m





12月27日 追記

無事に楽しくうれしく終了しました(^^)

皆さま、こころよりありがとうございました!

このしあわせな気持ち、またブログに書きます🎶

 
 
 

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