「文学作品の朗読教室」へようこそ(^^♪

なにを朗読するのかによって、「朗読」の中身は異なります。
文学作品の朗読は、アナウンス原稿の朗読のように、わかりやすく読み上げて聴き手に届ける行為ではありません。じっくりと言葉をいつくしみ、言葉とともにある体験をていねいに探り、(文字として存在している)言葉が本来持っているであろう音声と出逢っていく行為です。これは、言葉を発している他者への理解を深めていく行為に他なりません。
〈語り手〉に対する理解が深まってようやく、わたしたちは、〈語り手〉の体験を自分ごととしてとらえることができるようになります。そして、〈語り手〉が見ている世界に近い世界を見ることができるようになります。それは、これまでの人生で見てこなかった世界です。文学作品の朗読は、わたしたちに文学体験を促してくれる最新の読書メソッドなのでしょう。
敬意を持って接する朗読者のわたしたちに、文学作品は、たくさんの学びとよろこびを与えてくれます。「文学作品の朗読教室」に集う皆さまは、朗読を通して他者理解が深まっていくこと、内面から豊かになっていくことを、とても喜んでくださっています。
「文学作品の朗読教室」では、次から次へと消費するのではなく、一つひとつの文学作品を宝物にしていきます。したがって、ペースはゆっくりのんびりです。先を急がずに、心も身体もゆったりとリラックスして想像の翼をいっぱいに広げると、そこに、発見に満ちた時空間が生まれます(^^♪
文学や朗読・読み聞かせに可能性を感じている方、言葉を大切にしたいと思っている方たちが、「文学作品の朗読教室」のスタイルに共感して、文学作品からたくさんの学びを得ていらっしゃいます。ごいっしょくださって感謝しています!皆さま、本当にありがとうございます‼️
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