★ あなたは何を受けとった?

いつもブログをお読みくださってありがとうございます!今日も、文学作品を朗読する脳育読書を愉しんでいらっしゃいますか?〈語り手〉の追体験を試みているならば、声を伴わなくても文学作品の朗読ですね(^^♪
さて。朗読した文学作品から、あなたは何を受けとったでしょうか?
時間をかけて朗読してきたあなたは、初読もしくは数回読んだときには思いもしなかったものを、いま、受けとっているかもしれませんね。これは、あなたの脳が変わったということ。だって、作品自体はなにも変わっていないのですから…ね♪
優れた小説の〈語り手〉は、わたしたちの知識を増やすために語っているわけではありません。虚構空間を創るために、すなわち、わたしたちが新しい体験を得る場を創るために、語っています。ですからわたしたちは、ワクワクしながら新しい体験を愉しみましょう(^^)
先日のレッスンで、何か受けとってくださいましたか?何を受けとってくださったでしょう?
わたしはいつも、あなたが新しい体験をしているかどうかを聴いています。どういうことかというと…音声を通して、あなたの体験を感じようとしています。そして、体験していない場合には体験をうながすために、ご自身の体験をしていらっしゃる場合には〈語り手〉の体験と同じ体験をうながすために、一所懸命にアドバイスをします。〈語り手〉の体験を、あらためてごいっしょに推察することも多々ありますよね。それが、あなたの新しい体験につながるからです♪
あなたの脳内ネットワークを増やすのは、〈語り手〉でもわたしでもなく、あなた自身です。あなたが新しい体験をしたときに、あなたの脳内ネットワークが増えて、あなたの脳は育ちます♪脳が変わること・育つことを、いっぱい悦んでくださいね(^^♪
(文学作品の朗読は、朗読者にとっては表現ではありません。自分を消して、ただただ〈語り手〉の体験をなぞる行為です。でも…文学作品の朗読は、魅力的な表現者を育てます。朗読者の脳を変えるのですから当然ですよね。表現者として輝きたいひとは、まわり道のように感じるかもしれませんが、文学作品を朗読して脳を育てるのはいかがでしょう。一番の近道かもしれません♪)
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