★ なにを学ぶ?
- marikoroudoku
- 2023年8月26日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年8月20日
人は成長するにしたがって、絵本から物語へ、物語から小説へ、手にとる本を変えていきますね♪
まず幼少期は、絵本を読んだり読んでもらったりして、自分をとり巻く世界と親しんで、
文章をすらすら読めるようになると、物語を読むことで、ひとと心を通わせ合う共感力(シンパシー)を育んで、
そして社会へ出て、大人として生きるわたしたちは、小説を読むことで、エンパシーの能力を磨くのでしょう。
シンパシーと呼ばれる共感の思いは、自然と湧いてくるもの。しかし、自分の靴を脱いで他者の靴を履くエンパシーの能力は、意識して育てなければ身につきません。
朗読を通して、小説を本当の意味で読むことを学びましょう。(わたしたちは、物語のように小説を読んでしまって、それで読めているつもりになりがちですから、注意が必要です)
小説を読む行為が、エンパシーの能力を育ててくれます。歳を重ねて柔軟さを増していけるって、素晴らしいことですね(^^)
小説を読む際に、自分の靴を履いたまま読んで、〈作品世界〉をわかった気になっていませんか?そして、「わたしはこう思う」「わたしはこう考える」などと、すぐに、安易に、答えを出してしまう。それでは、せっかく優れた小説を読んでも、なにも学べないかも…(ー ー;)
自分の靴を脱いで〈語り手〉の靴を履いて、〈語り手〉の促すように〈作品世界〉を体験することを心がけましょう❗️
〈語り手〉に敬意を持ち、この〈語り手〉を理解したいと願い続けると…
脳と身体を使う朗読を通して、〈語り手〉理解はどんどん深まっていきます。
〈語り手〉を深く理解できたなら…
〈語り手〉の創ろうとしている〈作品世界〉をそっくりそのまま受け取ることができるかもしれませんね。そのとき、わたしたちは〈作品世界〉でどのような体験をするのか⁉️
小説を読み深める喜びにワクワクしてきます(^^♪
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